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長崎生まれ、長崎育ち、大学も仕事も長崎ばかりと、生粋の長崎っ子です。 古本センター長に声をかけて頂き、2022年から感染症医療人育成センターに赴任しました。
私は学生の頃から呼吸器感染症に興味があり、当時から呼吸器内科(第2内科)・感染症内科(熱研内科)の先生方には大変良くして頂きました。 その縁もあり、長崎大学病院・佐世保市総合医療センターで研修後は、呼吸器内科感染症班に入局しました。 これまで長崎大学病院、佐世保市総合医療センター、諫早日赤病院、長崎みなとメディカルセンター、諫早総合病院、長崎県島原病院といった、長崎県内各地の基幹病院や感染症病床・結核病床を持つ施設で、多くの指導医の先生方にご指導頂きました。 大学院では肺アスペルギルス症、非結核性抗酸菌症、肺炎球菌について研究したほか、成人肺炎診療ガイドラインの作成にも関わらせて頂くなど、得難い経験ができました。「感染症に興味がある」といっても、臨床は多臓器に渡りますし、コンサルト・感染制御・抗菌薬適正使用・感染看護・微生物検査・地域医療・国際医療・行政・疫学・教育・基礎研究など、感染症医療のジャンルは様々です。 私は父が開業医ということもあり、もともと地域医療、いわゆる「町のお医者さん」ができればと考えてきましたが、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、地域医療で求められる感染症診療・感染対策は大きく様変わりしたと感じています。 感染症医療に興味がある学生・医師を初めとした多職種の皆様のスキルアップや、地域医療での感染症診療ブラッシュアップの一助になればと思います。 当センターでの研修に興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。