看護キャリア支援室
自ら考え、行動できる看護師の育成!
看護キャリア支援室では、長崎大学病院の基本理念・基本方針のもと、人間性豊かな優れた看護師の育成を図るため、キャリアパスに沿った教育プログラムの開発・運用、評価を行っています。
全ての看護師が、一人ひとりの目標に合わせ、段階的にキャリアアップできるように、また、実践形式の研修を多く取り入れ、根拠に基づき、安全な実践ができるように、看護専門職者として必要な知識・技術、態度が修得できることを目指しています。
“学ぶを支援する教育“をモットーとして「わかる」が「できる」になるよう、グループワークやシミュレーションなど実践形式の方法 (アクティブラーニング)を取り入れ、学習効果が高まるような工夫をしています。
シミュレーションセンター
シミュレーションセンターでは看護師一人ひとりの看護実践能力向上をサポートするため、技術演習やフィジカルアセスメント研修を企画・運営しています!!
患者さんの安全・安心を保障するために、各病棟のスタッフと協力しながら看護場面を想定した演習を行い、看護実践能力に必要な知識・技術・考察力の向上を目指しています。
またBLSコースをはじめICLSコースなど、蘇生処置に特化したコースも開催しています。
シミュレーションセンターは、一人ひとりのニーズに合わせたトレーニングができるように、個人や病棟でのシミュレーション室の使用やシミュレータの貸出も行っています。みんなで楽しく学ぶ環境を大切にサポートしていきます。
特定行為研修室
看る・診る・見るのトリプル愛
長崎大学病院看護師特定行為研修では、令和2年2月に厚生労働大臣より指定研修機関に指定され、特定行為研修室が運営に携わっています。令和6年4月現在、10区分17行為、在宅・慢性期領域パッケージの特定行為研修を開講しています。
院内外からモチベーションの高い10名前後の研修生を受け入れ、“看護の視点”“診療の補助の視点”“社会的背景”を通じて3つの愛(eye)を養い、高度かつ専門的な質の高い医療を提供できる特定看護師の育成を図るとともに、急性期医療から在宅医療まであらゆる領域において、安心・安全を保障しながら高度な臨床実践能力を発揮し、チーム医療のキーパーソンとして機能できるように支援しています。
臨床研究センター
臨床研究センターは新しい薬が承認されるために行う「治験」のサポートを行う部門です。
私たち臨床研究コーディネーター(CRC)は、患者さんが安心して治験に参加できるように、治験に関するわかりやすい説明や体調の変化への早目の対応などの支援を日々心がけています。また、「薬」として認めてもらう研究的側面があるため、患者さんの治験参加の意思を尊重し、正確なデータを製薬会社および国に報告する重要な役割を担っています。
CRCは、看護師、臨床検査技師、薬剤師のそれぞれの得意分野を活かし、また関連部門のスタッフと連携し、院内で治験がスムーズに行えるように努めています。