血液浄化療法部
血液浄化療法部では、血液透析、白血球除去療法、血漿交換療法、免疫吸着療法などの専門的な治療を行っています。
手術や様々な治療を要する患者さんや急性腎障害などで緊急に透析が必要となった患者さんが安心して血液浄化療法を受けられるよう、「安心」と「安全」をスローガンに、医師・臨床工学技士・看護師・クラークなどの多職種が連携し、情報共有をしながら診療と看護ケアに取り組んでいます。
放射線部
放射線部看護師は透視室、CT室、MR室、RIシンチ室、PET-CT室、放射線治療室(ライナック室)、RI病棟、原子力災害対策戦略本部事務局で業務を行っています。
放射線部の看護師は、がん放射線療法看護認定看護師を含む13名で平均経験年数20年越えのベテランぞろいです。多様な働き方で仕事と家庭の両立を実現しています。
5か所の検査治療室と毎月2週間稼働するRI病棟に看護師を配置し、医師や診療放射線技師と協働して安全安心の医療を提供しています。
放射線治療に関するカンファレンスや検査や治療に関する勉強会、造影剤によるアナフィラキシーショック対策として急変対応シミュレーション研修など多職種で行っています。
また、放射線技師へのタスクシェアとして、造影剤のためのルート確保を診療放射線技師ができるよう積極的に支援するなど、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
外来
診療棟 | 階 | 診療科 |
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外来棟 | 7階 | 耳鼻咽喉科 |
6階 | 歯科(看護師配置なし) | |
5階 | 眼科、皮膚科・アレルギー科、脳神経外科・内科、精神科 | |
4階 | 小児科、小児外科、産婦人科、歯科、看護専門外来、超音波センター | |
3階 | 呼吸器内科・外科、感染症内科、消化器内科・外科、国際ヒバクシャ、内分泌代謝内科、乳腺内分泌外科、リウマチ膠原病内科、放射線科、血液内科、看護専門外来 | |
2階 | 整形外科・形成外科、麻酔科(術前外来・ペインクリニック)、泌尿器科・腎臓内科、循環器内科・心臓血管外科、看護専門外来 | |
新中央診療棟 | 細胞療法部 | |
外来棟 | 1階 | 患者相談窓口、総合診療科、中央採血室 |
外来看護師は、病院本館1〜7階(6階除く)の診療科外来と細胞療法部、超音波センター、 中央採血室で業務しています。
育児休業明けの職員やパート・シニア職員が多く、経験豊かな看護師・助産師が安心・安全な看護の提供に努めています。また、看護専門外来では、専門的知識を有する看護師や助産師が特定の領域で指導を行っています。
在院日数の短縮化、外来・在宅での治療が可能となるような医療の発展に伴い、入院と在宅 医療との間にある外来が担う機能が多様化・高度化しています。
そのため、外来看護師は自己研鑽しながら、知識・スキルの向上を図り、患者の療養支援・指導や意思決定支援、入院前支援や地域関係者との調整等、多様な役割を担い、患者や患者の家族を支援しています。
移植医療センター
移植医療センターは多職種とも連携しながら、長期的に支援します。
移植医療センターにはレシピエント移植コーディネーター2名、造血細胞移植コーディネーター1名が所属しています。移植を考慮した患者・家族を対象に、移植に関する情報提供と意思決定支援、移植までの各種調整、移植後の療養指導など、移植前から移植後にわたり、多職種とも連携しながら、長期的に支援しています。
外来・病棟における活動以外にも、長崎県内外の患者・家族・他施設からの電話による移植相談対応も随時行っています。
患者や家族ができるだけ安心して移植に臨むことができるよう、また移植後の生活がより健康的に送れるようサポートしています。
化学療法室
通院で抗がん剤治療や生物学的製剤による治療を行います。
化学療法室では抗がん剤や生物学的製剤などの治療を医師や薬剤師と協働して安全・確実に行えるよう努めています。
看護師は患者さんやご家族が在宅で安心して治療継続や社会生活が過ごせるよう副作用対策や治療を受ける際の生活上の注意点や工夫など、様々な情報を提供しています。
患者さん・ご家族が安心して化学療法を行えるようチーム一丸となって、楽しく仕事をしています。
ゲノム診療センター(遺伝カウンセリング部門)
ゲノム診療センターには「遺伝カウンセリング部門」「希少・難治疾患ゲノム診療部門」「がんゲノム診療部門」があります。相談に来られた患者さんやご家族への情報提供や対応を行っています。
遺伝カウンセリング部門では、遺伝に関連する悩みや不安を抱える方々に対して、遺伝の仕組みや体質、遺伝によって引き起こされる疾患について分かりやすく情報提供し、相談に応じています。
看護師は臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラー®と協働し、遺伝検査や治療の選択肢をクライエントやその家族に合った形でサポートしています。遺伝分野は非常に奥が深く、クライエントや家族に対してどのようなサポートが必要かを探求する日々ですが、継続的なフォローアップを行うことで大きなやりがいを感じています。
看護師として働きながら、認定遺伝カウンセラー®の資格を目指すこともできます。
ぜひ一緒に学びながら、働いてみませんか?
光学医療診療部
光学医療診療部は、内視鏡検査や治療を行う中央診療部門です。
医師や臨床工学技士、検査助手、洗浄員、クラークなど多職種で協働し、消化器系の検査や治療、気管支鏡など年間8000件程度に対応しています。
看護師は、10名で育児部分休業取得者やパート、シニアなど多様な働き方をしています。
仕事と家庭を両立する看護師が多いため、働きやすい職場づくりへの意識が特に高く、多職種含めたチームワークが強みとなっています。また、内視鏡検査技師資格取得者が4名おり、資格取得に挑戦や看護研究に取り組むなど専門性を高める努力も行っています。
手術部
手術部はロボット支援手術室2室、ハイブリット手術室など19室を有し、高度医療を担う重要な分野としての役割を果たすことができるよう体制を整えています。
手術看護認定看護師1名を含む総勢70名で年間約9,000件の手術に対応しています。心臓血管外科や脳神経外科などをはじめとする各診療科の手術及び、移植手術や複数科合同の手術など高度な手術において、専門性の高い手術看護を実践しています。
私たちは、日々進歩する手術に対し、知識と技術の質の向上に努めると共に、診療科医・麻酔科医・臨床工学士など多職種と協力し、安全安心な手術が行えるように取り組んでいます。
ICU(集中治療部)
ICUでは緊急入院された患者さんや、術後急性期にある患者さんの早期回復に向け、多職種で協働して24時間の集中管理を行っています。
医師、看護師、理学療法士、臨床工学技師、薬剤師などで協働しており、毎日、患者さん一人ひとりについてカンファレンスを行い、早期回復に向けて治療法を検討しています。
また、全診療科を対象としているため、定期的に研修会を行っており、学び合いながら、患者さんや家族に安全で安心できる医療・看護を提供しています。
がん診療センター
「がん地域連携パス」の運営や「がん相談支援室」での患者さんやご家族の相談対応を行っています。
がん地域連携パスの運用やがん相談支援室の活動を通し、患者さんとそのご家族に対する重要なサポートを行っています。
がん地域連携パスによる地域医療の連携やフォローアップ、パスの改良・改善を行っています。
また、がん相談支援室では、患者さんやご家族が抱える問題に対して適切なサポートを提供し、負担が軽減できるように支援しています。
患者さんやご家族がお話できる場、「ばってんサロン(がんサロン)」の運営も行っています。
専門の看護師が在籍していることで、患者さんとご家族に寄り添い、必要な支援を提供しています。一緒にがん患者さんとご家族を支えていきましょう。
緩和ケアセンター
緩和ケアセンターは、がん患者さんの苦痛を緩和し、安心して治療や療養ができるよう支援している部署です。
がんの病期を問わず、患者さんとご家族のからだや気持ちのつらさ、仕事や家族の困りごとなど様々な苦痛を緩和し、ご自分の生活に合わせた治療、療養を選択できるようにお手伝いをしています。
がん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師が従事し、多職種とのカンファレンスで、より良い医療・ケアについて議論したり、連携したりしながら、質の高い看護を提供できるように努めています。
糖尿病診療支援センター
糖尿病診療支援センターは、おもに入院患者さんの周術期の血糖管理をサポートするチームです。
糖尿病の治療が目まぐるしく進歩する中で、糖尿病という偏見をなくし、血糖管理が必要な患者さんに安全な医療が提供できるよう努めています。
専門性を活かした看護外来では、糖尿病のある人一人ひとりが、その人らしく充実した人生を送ることができるよう支援しています。
多職種で構成する糖尿病ケアサポートチームや、看護キャリア支援室とも協働しながら、血糖管理に関するさまざまなテーマの研修や安全管理教育などを企画して、看護師の育成にも力を入れています。
患者移送室
患者移送室は、
病棟からの依頼を受け患者移送を行う部署です。
令和2年3月に開設されました。
看護師と看護補助者が配置されています。
病棟から検査室、外来、リハビリテーションまでの、患者移送を担っています。
患者さんを安全に目的場所へ移送することができるよう日々頑張っています。