長崎大学病院の救急車受け入れ状況
来院時の年間重篤患者数(令和5年1月~12月)
番号 | 疾病名 | 基 準 | 患者数(人) |
---|---|---|---|
1 | 病院外心停止 | 病院への搬送中に自己心拍が再開した患者及び外来で死亡を確認した患者を含む。 | 74 |
2 | 重症急性冠症候群 | 切迫心筋梗塞又は急性心筋梗塞と診断された患者若しくは緊急冠動脈カテーテルによる検査又は治療を行った患者 | 78 |
3 | 重症大動脈疾患 | 急性大動脈解離又は大動脈瘤破裂と診断された患者 | 84 |
4 | 重症脳血管障害 | 来院時JCS100以上であった患者、開頭術、血管内手術を施行された患者又はtPA療法を施行された患者 | 204 |
5 | 重症外傷 | Max AISが3以上であった患者(緊急手術が行われた症例は含まない) | 58 |
緊急手術が行われた患者(Max AISが3以上であった患者は含まない) | 47 | ||
Max AISが3以上かつ緊急手術が行われた患者 | 104 | ||
6 | 指肢切断 (四肢もしくは指趾の切断) |
四肢もしくは指趾の切断ないし不全切断と診断され、再接合術が実施された患者 | 13 |
7 | 重症熱傷 | Artzの基準により重症とされた患者 | 3 |
8 | 重症急性中毒 | 来院時JCS100以上であった患者又は血液浄化法を施行された患者 | 7 |
9 | 重症消化管出血 | 緊急内視鏡による止血術を行った患者 | 17 |
10 | 敗血症 | 感染症によって重篤な臓器障害が引き起こされた患者 | 96 |
内、敗血症性ショック | 敗血症に急性循環不全を伴い、細胞組織障害および代謝異常が重度となる患者 | 66 | |
11 | 重症体温異常 | 熱中症又は偶発性低体温症で臓器不全を呈した患者 | 8 |
12 | 特殊感染症 | ガス壊疽、壊死性筋膜炎、破傷風等と診断された患者 | 8 |
13 | 重症呼吸不全 | 呼吸不全により、人工呼吸器を使用した患者 (1から12までを除く。) |
36 |
14 | 重症急性心不全 | 急性心不全により、人工呼吸器を使用した患者又はSwan-Ganzカテーテル、PCPS若しくはIABPを使用した患者 (1から12までを除く。) |
30 |
15 | 重症出血性ショック | 24時間以内に10単位以上の輸血が必要であった患者 (1から12までを除く。) |
8 |
16 | 重症意識障害 | 来院時JCS100以上の状態が24時間以上持続した患者 (1から12までを除く。) |
18 |
17 | 重篤な肝不全 | 肝不全により、血漿交換又は血液浄化療法を施行された患者 (1から12までを除く。) |
3 |
18 | 重篤な急性腎不全 | 急性腎不全により、血液浄化療法を施行された患者 (1から12までを除く。) |
8 |
19 | その他の重症病態 | 重症膵炎、内分泌クリーゼ、溶血性尿毒症性症候群等に対して持続動注療法、血漿交換又は手術療法を施行された患者 (1から18までを除く。) |
58 |
合 計 | 962 |
ドクターヘリによる患者搬入数
外傷センター手術件数(整形・形成外科的手術のみ)
応需率 (%)
応需率とは救急車からの受け入れ要請に対して、どの程度実際に救急患者を受け入れたかを示す数値です。 計算式は ![]() となります。 2024年下半期(7月1日から12月31日)において、長崎大学病院の応需率は以下の通りです。 ![]()
不応需理由 ![]()
今後も重症の患者さんを遅滞なく収容することができるよう努力して参ります。 |
