2026年3月11日(火)、オムロンヘルスケア株式会社との共催により、「高血圧診療から始まる心血管イベント予防 ― 心房細動を見逃さない新しいアプローチ ―」をオンラインにて開催し、出島メッセ長崎より配信しました。
前村教授からは、2025年8月に発刊された「高血圧管理・治療ガイドライン2025」について、これまでのガイドラインからの主な変更点を中心に解説があり、高血圧症が心房細動発症の重要な危険因子であることが示されました。
池田センター長からは、脳卒中・心臓病等総合支援センターで取り組んでいる「Catch AF企画」(調剤薬局に簡易心電計を設置し、心房細動の早期発見および啓発活動を行う取り組み)について、医師、薬剤師、患者さんを対象に実施したアンケート結果などが報告されました。
本講演では、適切な血圧管理が心房細動の発症予防につながり、その結果として脳卒中等の心血管イベントを防ぎ、健康寿命の延伸に寄与することが改めて共有されました。
講演会視聴者アンケートでは、印象に残った内容として「長崎県独自のAFスクリーニングの取り組みであるCatch AF企画」や「心房細動のスクリーニングに有用な心電計デバイス」が最も多く挙げられ、次いで「高血圧と心房細動をはじめとする心血管疾患の関連性」「高血圧ガイドラインにおける降圧目標の変遷」が多い結果となりました。
また、Catch AF企画については、「非常に有意義」「やや有意義」と回答した視聴者が91%を占め、高い評価を得ました。
今後も、Catch AF企画をはじめとした心房細動の早期発見や、高血圧を含む心血管疾患予防に関する啓発活動を、さらに推進してまいります。
最後に、本講演をご視聴いただいた医療関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。(聴講者 69名、アンケート回答数 23名)