2025年7月27日(日)、大村市のミライ on 図書館にて、高血圧市民公開講座を開催しました。
講演(1階 多目的ホール)としましては、まず長崎大学病院 管理栄養士の高島 美和先生から、“適塩生活”ということで、なぜ塩分の過剰摂取が悪いのか?適切な塩分摂取量の目標値は?どのような食品にどの程度の塩分が含まれているのか?そして、塩分摂取を減らすにはどのような調理法などがあるのか?などをわかりやすく説明されました。
次に、日本高血圧協会 副理事長でもあられる土橋先生から、「高血圧で一病息災」のタイトルで、高血圧症に基づく様々な疾患や状態などを概説され、高血圧の対策として、塩分摂取を減らすのみならず、カリウム摂取が重要であることや先生が実際に八幡で取り組んでいる活動などを、ユーモアを交えながら話されました。聴講者からの質疑応答も、明解で歯切れのよい回答をされて、とても分かりやすく、とてもためになる講演でした。講演後のアンケート調査でも、「とても勉強になった。」「わかりやすかった。」「また、こんな講座をしてもらいたい。」などのコメントを頂きました。
講演会直後には、家庭血圧計の抽選会が行われ(計8台)、その後の2階研修室での健康相談や塩分チェック、心電計・血圧測定、減塩食品サンプルの配布にも多くの方が参加されました。
本公開講座に対する満足度は、5段階評価にて4.36と高評価を頂いたものと思っております。
本公開講座を通じて、聴講された方々がご自身の血圧に関心をもたれ、その予防や対策を講じて、健康寿命の延伸に少しでも貢献できれば幸いです。
最後に、多くの方々にご来場頂き、誠に有難うございました。また、本会の開催に際し、ご協力を頂いた方々にも深くお礼を申し上げます。
(講演参加者数:86名、Web視聴者数:21名)